『超 感染』を観る時は『新 感染』という映画の存在は忘れて欲しい

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今日はちょっと前から気になり続けていた中国産ゾンビ映画『超 感染』を視聴しました~。



なんというかですね。
コレ、邦題と推し方が良くないのでは??? と思いましたよね。

明らかに韓国映画『新 感染』に便乗した邦題。
このちょっとポップなフォントもなんか某国産ゾンビ映画をイメージさせるような……?

「激似AV」ってジャンルがあるじゃないですか。
なんか、そういうノリなのかなって。

ほんと、こういうとこ、どうにかしてくれ~~~。
タイトルだけでなくDVDジャケットも。
好きな俳優さん主演のドラマが日本放映になった途端「なんでそんなタイトルなん? なんでそんなメインビジュアルなん???」……と観る気が失せた作品がいくつもあります。



さて、本作『超 感染』。
中国タイトルは『末世人间道』/英題は『Lost In Apocalypse』
このタイトルから受けるイメージそのままの方が素直に楽しめる映画なので、どうか、邦題は忘れて再生ボタンを押してください。



あらすじは―

ゾンビの巣窟と化した高級ホテルから脱出を図る人々の運命を描いた中国製アクションスリラー。
明るい性格が取り柄の冴えない運転手ジャック。
ある日、高級ホテルで会食中のボスを駐車場で待っていると、ホテル内で大量の人喰いゾンビが発生。
人々がゾンビの餌食となっていく中、最上階のスイートルームに閉じ込められたボスの救出に向かうジャックだったが……。

ということで、当たり前ながら『新 感染』の影響なんてこれっぽっちもありません。
まったく別のシチュエーション、キャラクター、ストーリー展開です。
ほぼほぼ肉弾戦のゾンビバトル、出会ってすぐのラブ展開、若さにこだわる老害、こどもは助ける人道的展開からのそんなこどもを狙うクズ野郎が健在の世界……詰め込める要素を82分にブッコまれています!! 

あと、漫画が原作ということで映画化したということもあるだろうけど話はサクサク進みます。


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絵が、けっこうカッコイイ!


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これ、主人公かな?



86分というコンパクトな尺ゆえに始まって3分でゾンビが出没。
「なんかわからんけどめっちゃヤバいことが起きてるっぽい!!!」
という状況だけが提供されて、そんな状況に対峙した時、そこに居合わせた者同士どういう風にその異常事態に立ち会うかー


主人公ジャックの周りには、ちょっとした“事情”のある奴らばかり。
いい人から先に喰われていきます。
人としての道を踏み外している奴らは後からじわじわ痛めつけられるのでご安心を。


最後の最後には“いい奴”が残るんですけどね。
からの~~~涙ㅠㅜ
ゾンビ映画って、ゾンビそのものの怖さ描写よりも、ゾンビに立ち向かっていかざるを得ない人間の本性が暴かれていくところが本質じゃないですか。
だから、この際ゾンビの造形とか動きがチープだな~~~とかそういうところは目をつぶっておいてください。




映画は映画だ。
感じるままに楽しむのがいちばん!!


素直に泣かされちゃったシーンもありで、ナメてかかった割には楽しませていただいた映画でした◎


超感染 ファイナル・デッド(字幕版)

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  • 発売日: 2019/12/01
  • メディア: Prime Video







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