京都シネマでドキュメンタリー映画『ダライ・ラマ14世』を観てきました。

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上映前からずっと楽しみにしていた『ダライ・ラマ14世』を観てきました!

6年間の取材で捉えた法王の「とらえどころのない」素顔、映画『ダライ・ラマ14世』|監督が語る、平和への道を選択し続けてきたチベット仏教最高指導者の知られざる一面 - 骰子の眼 - webDICE

今年はチベットへツアー旅行に行くので、出発前に観ることができ本当によかったです!
(あ、いったん催行取りやめになったツアーは10月に行けることになりました





なんだろう、お顔を見るだけで嬉しありがたくなってしまう法王様。
スクリーン越しに伝わる安心オーラ。
春の講演会ライブビューイングの時もうっかり船を漕いでしまったのだけど、今回も途中、うっかり。。。


大口を開けて笑う法王様。
立て板に水のごとく言葉を繰り出す法王様。
誰にでも分け隔てなく話しかける法王様。


触れ合う人みんな(画面越しの人も!)を、あたたかく、まっすぐな心にしてしまう不思議な方―自由で、おおらかで、あたたかみのある、ひとりの人間としてのダライ・ラマ14世が映し出されていました。


さらに、中国との関係を歴史を遡って映像で見せてくれているので、ただ単に「チベットは危ないところ」と思っている方にこそ見て欲しい。
そして、同じチベットの中にも共存の道を選ぶ人、武力で抵抗したい人がいて、法王は全ての人に「現実で何が起こっているのかを正しく見、理解しなければならない」と伝える。

仏教は、現実を理解するためのもの。

ちなみに、チベット仏教の修行の中には「問答」というのがあって、お坊さん同士が延々とひとつのテーマについて自分の理論を相手に投げかけ合う。
チベットのお坊さんが理屈ぽいのはこのせいなんだとか?!


私たち日本人へのメッセージもたくさんでした。

・日本人は物理的には充足しているが、心の幸せは足りていない。

・英語を学びなさい。国際語である英語を学んで、どんどん海外へ出て「世界の今」を見るべき。

・自分でよく考えなさい。原因が自分の力ではどうしようもない時にはその悩みをすっぱりと断ち切りなさい。


など、今後も折に触れ思い出していきたい言葉がたくさんでした。

こちらのサイトでも法王の言葉がたくさん紹介されています。

ダライ・ラマ14世の名言 | 地球の名言


これらの言葉の根底にある、チベットの自然、文化、風土に触れる機会が“今”作れたこと、本当にラッキーだと思います。
そしてそれは、私の周りの人達の理解があったからであるということを改めて感じています。
来月は、すべてのことをしっかり自分の身体と心で感じてきたいと思います。




再来週は同じくチベットの今を写し取った映画『ルンタ』を観に行きます。
京都シネマ、上映してくれてありがとう!


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