韓国語学習者だけど英語の勉強に寄り道してました【外国語学習】

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ひさしぶりのブログ更新です。
更新する気持ちがやっと回復してきました。
昨年末から韓国関連の情報から距離を置いてしまい、今は観たいドラマや映画、押さえておきたいヨン・サンホ監督関連情報の大渋滞です。


昨年末から今月初旬まで何をしていたのかと言いますと……



英語(TOEIC)の勉強でーーーす。



1月から3月のあいだは英日映像翻訳のオンライン講座も受講していました。
オンライン講座入門コースが終了後、一般コース受講目安となっているTOEIC600点を目指して勉強を始めて~といった感じです。
経緯と経過はインスタのキャプションのとおりです。




4月から10月まで、毎月1回受験していました。
やっぱり英語は強い!
試験が毎月開催されてるんですよ。
試験受け放題ㅋㅋㅋㅋㅋ
7回受験しましたが、最高スコアは7月受験時のこれでした。




映画『サムジンカンパニー1995』
サムジン電子は韓国の中でも大企業。
でも、女性社員たちは高い実務能力がありながらも雑用ばかりさせられている。
TOEIC600点獲得者を昇進させるという会社が打ち出した方針に俄然はりきる3人組ジャヨン、ユナ、ボラム。
しかし、ジャヨンはある日、自社工場からの汚染水が川に流出しているのを目撃。
その事実を隠蔽しようとする会社に怒りを覚えた彼女らは、汚染水流出の真相を探ろうとする。
英語のフレーズが展開のキーとなっているのもなるほど!だったし、実践を踏まえて彼女たちの英語力がめきめき上がっていることにもワクワク。
ラストにジャヨンが社長に向かって放つひと言「You Are ●●●●●!」には胸スカッ!
試験勉強期間中はマジで!TOEIC受験会場での彼女たちの掛け声(←録音した)を目覚まし音に設定していました。
I CAN DO IT!! YOU CAN DO IT!! WE CAN DO IT!! TOEIC!!!



2021年11月時点で「TOEICってどんなもんなのか知らんから試しに受けてみよ」と受けたスコア予測問題、abceedというアプリで無料で受けられるやつ、これで300点台だったんだからがんばった……よくやったヨ……




英語の勉強、韓国語の勉強の共通点

600点取って何が身についたかというと、英文の構造(SCOC)がどうなってるか、品詞がわかるようになった、英語が読まれる速さにちょっとだけ慣れたということでしょうか。
特に品詞については韓国語の勉強中、まったく意識を向けていなかったので、わかっていればやっぱり便利、というか読む上でわかっていた方がいいなーと感じました。
ほんと、これまで韓国語の勉強も雰囲気でやってたㅋㅋㅋㅋㅋ

というわけで。
英語の勉強をしながら「これって韓国語の勉強にも使えるな」というか、韓国語勉強中に「やった方がいいとは思いつつもなかなかできていなかったな~~~」と感じたことがいくつもありましたので、記録として残しておきたいと思います。


単語、だいじ

TOPIK受験時に体験した怖い話がこちら。


TOEICでも同様で、500点~600点台を狙う人が時間を割くべきところは、まずは単語だそうです。
単語がわからないとリスニング、リーディングの前に問題文がわかりません。
「単語覚えられないよ~~~」と思いながらでも、とにかく毎日単語帳を巡回する。
英語でも韓国語でもまずはここからなんだなーと改めて思いました。

ちなみに「TOEIC受験のための単語帳と言えば金のフレーズ!」と言われますが、500点台取るまでは “銀” のフレーズをおすすめします。
なんか、レベルを下げるのか……って感じちゃうかもしれませんが、いざ使ってみると「問題に使われててわからんかったあの単語、この単語、マジで銀フレに全部書いてある!すげぇ~~~!!」ってなります。


目標とするレベルに合った単語帳を選ぶべき、という学び その1でした。



わからない箇所を見つけるディクテーション

リスニング教材を流して、聞いた音声を書きとるアレです。
Part2の問題文、回答
特急シリーズPart3・4の穴あきディクテーションなんかをやっていました。

知らない単語は聞き取れない
単語は知っているけれど実際に話されると 音が繋がったり消えたりするから、そこに慣れていないと理解できない
聞けたけど書けない

聞いて書くことでいろんな弱点を解消していけます。
韓国語勉強の時もやるようにはしていましたが、他の言語でもやってみて、これは続ける価値のある勉強法だと実感しました。
推し活する時、まず、いちばん欲しいスキルって聞いて推測、理解する力です。
ライブ会場とか、イベント動画では誰かがリアルタイムで字幕をつけてくれるわけじゃないですもんね。
そのスキルを上げるためにもこの勉強法ってかなり役立つと思います。



音の変化やリズムに慣れるために音読

夏以降、特急シリーズPart3・4の穴あきディクテーションをしてから全文を音読するようにしていました。
シャドーイングはレベルが高いので、オーバーラッピングができればヨシ!という感じで。

シャドーイング=聞こえてくる英文の0.5~1秒後(1~2単語後)を影(shadow)のように追いかける方法。上級者であれば、初めて聞いた英語をシャドーイングすることもできます。激むず!

オーバーラッピング=スクリプト(文字)を見ながら、お手本の音声と同時に声を出す方法。スクリプトを見るのでリズムとか強弱に神経を回せるのがいいなーと思います。

言語ってその場に合った言葉を使うことも大切ですが、感情や真意を伝えるうえで「リズムや強弱」もかなり重要。
それから、話すスピードも速ければ「ペラペラ」かというと一概にはそうとも言えないでしょうが、ある程度の速さがあった方が「っぽい」。
そのスピード感もスクリプトを見ながらだと意識しやすいです。
あと、スピード感を掴めていれば、これもやっぱり推し活時に効果を役に立つというか、ほんまに「わかった(歓喜)」に繋がるんですよ……


韓国語を勉強して来た中で、私がいちばんやれていなかったのが音読なので、これからちゃんと時間を割きたいと考えを改めた次第です。



問われるのは情報処理力

TOEICは2時間で200問を解きます。
前半のリスニングは音が流れていくので、解答時間はほぼ決まっているようなものです。
後半のリーディングを約75分間で100問を解くため、時間配分がカギとなります。
と言っても、私の場合はリーディングはいつも15~20分間でPart5(30問)、15~20分間でPart6(16問)、残り時間でPart7の長文問題を解けるだけ(大体いつも175番前後まで)という感じ。

高得点を狙うならば いかに多くの問題を解くか=読みながら文章を理解し、さらに、解ける問題そうでない問題をジャッジしながら解いていかなければなりません。
まさに情報処理能力が問われている~~~!

TOPIKの時も「5級レベルならこの問題以降は捨てる!」で勝負してきた私は、TOEICでも「600点台が目標ならここまで解けたらヨシ!」で勉強も試験本番も臨んでいたのですが、韓国語でも英語でも 自分の処理能力を上げないとこの先は無いんだな。
と、やっと実感しました。

この部分が大きな課題です。

(でも、この情報処理スキルも日々の推し活で使ってますよね?! Webニュースを流し読みして「これ、タイトル違うだけで内容は他のサイトと同じじゃん」「なぜ、ちょっと前の記事がまた配信されてるんや?」とかㅎㅎ)



過去問を使っての演習も、だいじ

TOEICの勉強を始めて間もない頃は、勉強の進め方がわからずオンラインでコーチングを受けたりもしました。
先生の要求が高すぎて2か月で受講やめちゃいましたけど!
(当時500点も取れるかどうかわからない英語苦手意識の鎌足だった私に「とにかく時間を計りながら全問に目を通しましょう!」というのは、わかっちゃいるけどそれ無理ですㅠㅜというアドバイスでした)


コーチングで紹介された勉強法は そのコーチングの先生だけじゃなく、YouTubeで観るいろんな方、ブログ等でもいいよって紹介されていたし、ある程度勉強を進めて行った時期から自分でももう一度やってみて「たしかにいい」と感じた過去問3回法。
(TOEICの場合、日本で出ているのはあくまで公式問題集です)


概ね この動画のように ①時間を計って解く⇒ ②時間無制限でもう一度納得がいくまで解く⇒ ③解答を見て確認、復習という流れです。
①と②を行うことによって、時間や問題量によるストレスで解けなかったのか、時間があれば解ける実力があるのかが点数差としても見えてきます。


来年、韓国語の試験を受ける際にはこの方法も取り入れようと思っています。



同時に、過去問をガツガツやるのもいいけれど自分のレベルに合ったテキストを使っての勉強もするべきだな~というのは、TOEIC勉強後半期になって感じたことです。
やっぱり、よく理解できていないまま本番レベルの問題をやり続けていても✖かなりになって凹むし、できるようになっているのかわからなくなります。
めざすレベルと同等、もしくはちょっと易しめかも?というテキストをやると「これは解ける、できる!」が多くなるのでモチベ維持もできます^^

緩急をつけた勉強も必要。







ちょっと回り道しましたが、今後の勉強に活かせることも発見できたし、また改めて韓国語の勉強に戻ろうと思います。
去年からずっと試験勉強続きだったので……ちょっとだけ……いろんなことをお休みしたいというのも正直な気持ちです。



でもでも、英語であれ、韓国語であれ、他の言語でも。
言語学習っておもしろい。

この界隈でいろんなことを知っていきたい、と考えています。






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