【2023年7月TOPIK Ⅱ】やっぱり쓰기が6級到達の鍵 / ほか、試験のふりかえり

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前回(2021年)に5級に合格してから、早2年。
その間、2021年秋は日本語教育能力検定試験を受験したり(合格)、2022年はTOEICを受験したり(最高スコア625点)、韓国語からすっかり距離を置いてしまった2年間でした。
寄り道をしましたが、今年は韓国語に戻ってきました。


前回受験時の点数が듣기82点 / 쓰기44点 / 읽기70点でした。
쓰기54番は捨てて、の点数です。
ということもあり、今回は듣기と읽기は維持、もしくはもうちょっとだけがんばって、쓰기54番書けたら6級イケんじゃね~~~?!というかなりナメくさったマインドで臨んでいました。


2年間のブランクを経てのTOPIK。
目標は「6級合格」。
結果はー

듣기 マイナス2点 / 쓰기 プラス14点 / 읽기 プラス10点ではありましたが、230点には至らず。


やはり、쓰기でどれだけ点を稼げるかが6級合格の鍵となるんですね。


54番は今回はじめて解答。
本番で書いた文章は問題文を使いまわして文字数稼ぎにメインを置いた稚拙な内容でしたが、とりあえず600文字のラインを1行超えられたので今回はそれで良しとします。

対策としては、オンラインでのTOPIK対策講座やカフェトークで添削を受けたほかは、模範解答を写す “写経” を繰り返しました。
これにより、文体、序論→ 本論→ 結論と展開させている流れ、よく使われる接続詞に慣れることができます。


何問も写経していく中で気づいたのは 自分事として書かかなくていい、他人事として書け ということです。


54番って難しいな~~~と感じてしまう大きな理由は「設問で問われているようなことを考えたことが無い」「考えたこと、実際に経験したことが無いから書けない」だと思います。
私もまず、自分の経験などをもとに解答しようとしていたので、最初はまったく書けませんでした。


でも、求められているのはもっともらしい答えを適正な文字数で書くことです。


自分の経験が無くても、社会一般的にはこういう意見がある、みたいな内容を書けばOKなんです。
そういう、もっともらしい内容を、写経を通じて知っていけばいいと割り切って試験勉強を進めました。





以下、全体的な勉強記録です。

オンライン講座を受講

約2年間がっつり勉強から離れていたことと、グループ講座を体験してみたいという気持ちから週1ペースで参加できる講座を3つ受講しました。

『韓国語中級ドリル』で鍛える読解力

https://www.hanapress.com/archives/15808www.hanapress.com
TOPIK対策で~というよりは、久しぶりの韓国語勉強だからモチベアップ&まとまった文章を読んだり音読練習したりしてみたくて受講しました。
初見の文章を読んで問題を解くという練習にもなりました。

面白いほど「読める」「聞ける」「書ける」 中・高級講座

koribun.shop-pro.jp
一回で「読む」、「聞く」、「書く」力をバランスよく養います。TOPIK対策の一環としてもご活用ください―と講座紹介にありましたが、終わってみるとこの講座が対策としていちばん効果を感じられました。
予習はなし。
授業で初めて読む・聞く教材について、必ず指名され、即座に回答しないとならない、スピード感と緊張感ある講座です。
私の実力では完全に1回で読み取り、聞き取ることはできなかったものの、以前よりも問題が解きやすくなった気がします。
쓰기の添削もしてもらえます。

TOPIK高級 直前対策講座

koribun.shop-pro.jp
こちらは予習で指定テキストの問題を解き、講座でポイント解説を聞くという、いわゆる聴講型の講座。
指定テキストは3冊。
宿題は「ここまらここまで」と範囲が指定されるので、程よいペースで解き進められます。
オール韓国語のテキストなので、講座で先生による日本語訳をもらえるのもよい点です。
こちらも쓰기の添削あり。
HOT TOPIKは今回はじめて使用しましたが、はじめてのTOPIK Ⅱとか韓国語能力試験TOPIK II 作文完全対策とかTOPIK II 徹底攻略とか、日本語のテキストをやったら次はこれって感じのテキストでした。
こう書いたら◎だけど、こう書くと△みたいに例文がいくつもあがってるのもいいし、解説も「そうだな」って思える。
もちろん問題数もたくさん!

今回の勉強時間(ハン検対策なども込み)。平日は3時間取れたら優秀。平均して2時間前後だと思います。朝勉45分くらい、片道40分弱のバス通勤中にできた日は優秀、帰宅して1.5時間くらい。
ハン検からTOPIK中心にシフトできた6月の記録。

個人的反省点

解いた過去問の分量が減・・・

6月まではハン検(準2級)のための勉強とTOPIK講座、半々という感じで進めていました。
5月はどうしてもハン検>TOPIKとなってしまったこともあり、前回のTOPIK受験時に比べて過去問をまわす回数は減。
この点、今回の消化不良点その①です。
(でも、TOPIK高級講座で使用していたテキストは講義に沿って解いたし、模擬試験も2回はできました。先生いはく、COOL TOPIK問題集の方が実際の問題よりもやや難しいので心配はいらない!)


書き慣れていた51番~53番が書けなくなった!

前回受験した時は54番は白紙、53番までで44点取れていたんです。
参考までに、쓰기の配点は ---> 51番(5×2=10点)、52番(5×2=10点)、53番(30点)、54番(50点)

そんなこともあり、今回は54番を重点的に書く練習をしていたら、試験が近づくにつれ51番から53番が書けなくなってしまってました。
実際、前回、54番を書かなくても44点だったのに、今回は54番を書いても58点。
各設問で何点取れていたかの内訳はわからないので、何とも言えませんが、全体的に書けていなかったというのは確か。


練習中も「書けるんだけど、51番と52番は模範解答と比べると、求められている文とはちょっとズレてる気がする…」という感じの文になっていて、書いては不安ばかり募っていました。
「この文型、ワードを使わせようとしている」という意図をくみ取れ切れていないㅠㅜ
53番も型通りに書けるんだけど、お決まりフレーズや助詞のミスが多発。
点数を確保しなければいけないところで点を落としているような気がしてならない状態でした。
これが今回いちばん大きな敗因だったと思います。

直前には51番から53番でよく使われるフレーズをノートに書き出し、繰り返し見返してはいたんですけれどね。



읽기の時間感覚を掴み切れなかった

듣기は音声に従うしかないし、쓰기も53番までを15分で書いて残りを54番という時間配分がほぼ固定化できたし、課題は읽기をどれだけ速く読めるかでした。
「読める」「聞ける」「書ける」 中・高級講座を経て、읽기に対する苦手意識が不思議と薄れていました。
日頃、問題を個別に解いた時のスピードも上がってはいたと思うのですが 連続で解く時の時間感覚を身につける までできなかったのが反省点。

去年、はじめてTOEICを受験した時「受験初心者は まず、問題の形式を知り、形式に合わせた解き方で、1回で読んで解答、わからなかったら即切り捨て先に進め」というのが定石と知りました。
TOPIKに戻ってきて「TOPIKも同じじゃん」と実感。

50問全体の流れ・内容と時間配分をチェックし、解く練習はできましたが、全体通しての練習が不足していたので試験本番も気がついたら残り10分時点でまだ43番ㅠㅜ
結局、残りは流し読んで勘でマークとなってしまったのが残念でした。
16時ちょっと前には30番を越せていたのに~~~。




モチベアップグッズ

今回も使いました、韓国語能力試験 TOPIK Ⅱ 練習用ノート
過去問をゴリゴリまわせなかったものの、ノートはほぼほぼ埋められました。



表紙裏には好きな言葉を貼りつけモチベアップです。
MUZIK TIGER付箋に書いたのは映画『不思議の国の数学者』の台詞です。
こういう気持ちで勉強するものですよね……





記憶力を維持するガムは今回も箱買いㅋㅋㅋ


スポーツ選手が本番前にガムを噛んでいる、あれは実は、集中力や瞬発力を高めるためにやっているそうです。
ガムを噛む動作によって認知能力や反応速度を高めて、脳を活性化できることが研究されています。
勉強時にも同様に、記憶力を高めたりストレスを緩和する効果が見込めるらしいです。




とにかく、いろんな寄り道をしての久しぶりのTOPIK。
5級を維持できてよかった!(と思うことにします)


2023年はもう試験は受けません ⸜( ´ᐞ` )⸝オワター
TOPIK受験も、たぶん、2年後かな~~~~。

(と言いつつ迷い中)