今回の仁川旅行では、時間が合えば映画館に行ってみたいと、漠然と考えていました。
中華街をひと通り回って、時計を見ると「今からなら間に合うかも?」という時間帯。
教保文庫のある芸術館近くの映画館まで行くと時間がよくないから…と探したところ、乗り換え駅である朱安駅の近くにもCGVがある!
韓国って、カフェも映画館もちょこちょこあって便利だなあ。
ということで仁川駅から電車で1本、駅から徒歩5分くらいにある映画館へ。
5月に韓国の映画館初体験した時はキオスク(自動販売機)だったので、今回もそのつもりで行ったら、予想に反して劇場スタッフさんに口頭で伝えて料金支払いという昔ながらのスタイルで逆に焦りました。
TOPIK6級を取得したとは言え、スタッフさんから「何名ですか?」ときかれたのを「何分ですか?」を勘違いして変な受け答えをしてしまったりも。
フードコーナーで注文は伝えられるものの、スタッフさんからの確認に一発で答えられなかったのも残念でしたが、最終的にはお会計できたので気にしないことにします。(しろ)
今回観た映画はこちら、ソウルの春。
www.tumblr.com1979年12月12日、全斗煥が中心となって起こしたクーデターを実況的に描いた作品。
このクーデターの前に、映画『南山の部長たち』で描かれた、朴正煕大統領暗殺事件が起こり、軍事独裁が終わったと思ったら、また始まる。
ソウルの春というのは、朴正煕大統領暗殺後、1980年5月に非常戒厳令が拡大されるまでの、民主化ムードが漂った数カ月を指す言葉。
このクーデターによって春の終わりが始まった、ということを示し映画は終わります。
韓国の映画館ってプレミアムシートでなくてもリクライニングが標準装備だったりするんです。
加えて、早朝便のフライト、中華街歩き回りの後に電車移動しての鑑賞、もちろん館内はぬくぬくの室温。
そして政治の話って知っている用語も少ないし人間関係・事実関係も予習がないと難しい。
張り切って観始めたものの、いろんな理由が重なって気がついたら中盤けっこう意識がなくなっていました。
でも!
現地で観た、話題のうちに観れた!
断片的にでも俳優さんたちの迫真の演技、大スクリーンで事件を再現したような緊迫感あるシーンを観れた。(普通料金でIMAX館相当のスクリーンです)
最近はプラネタリウムに寝に行くイベントも開催されていることですし、張り切って観に行った映画館で寝てしまっても落ち込むことはないのではないかと思いますㅋㅋㅋ