【ペンピク】3分ペンス

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韓国のヲタ文化のひとつに「ペンピク」というものがあります。
ファン(ペン)が作るピク(フィクション)ということなんですけど。
日本でいうなら二次創作・・・というより夢小説ですかね。
ドラマ『応答せよ1997』を観た方なら、ヒロイン・シウォンがニヨニヨしながらキーボードをカタカタ言わせて書いていたアレ。
で通じるかと思います。
けっこうBL的な内容のものが多いようです。
私のペンパルさん(男性)に聞いてみたところ、「東方神起ペンのいとこに読まされたことがあるけどキツかった・・・」
とまぁまぁ一般的?なのか・・・


実は私ももともとちょっとヲタ気質がある方なので、最近どうしても気になってしまって「ペンピク ペンス」で検索してしまいました(もちろんNAVERを使って韓国語で)。


・・・ありました!!!


でも、ペンスファンの方は良心的な方が多いようで、私が懸念していた要素の入っているものは(私が検索した限りでは)ありませんでした。


というわけで、私もちょっと書いてみました。


以下、折りたたみからどうぞ◎




3分ペンス


退勤した私は一目散に家に戻る。友達が家に来るからでも彼氏が来るからでもない。
「ただいま」
ドアを開けると、待っているのは灰色の大きな背中。


「あ、おかえり」
「またゲームやってるの?今日は釣りに行かなかったの?」
「そこの疎水に魚はいないし、今日は寒いから家にいた」
「寒いからって、あなた、南極出身じゃない」


大きいから3分じゃ足りないかと思って4分半あたためちゃったんだよね。
部屋でゲームばかり、寝てばかりなのはそれが原因?
もしかして、不良品だったの?


「魚はないけど、高麗人参をたくさん採ってきたから冷凍庫に入れてある」
「冷凍庫に?」
冷凍庫に入っていたのははたして슈퍼콘が10本だった。


「ちょっと!アイスクリームじゃない!」
「ちがうよ。高麗人参だよ」
「しかも10本も!」
「そんなに文句言って・・・僕は毎日ちゃんと留守番しているじゃないか」


まっすぐに私を見つめるペンスの目を見て、不覚にも、心がほだされてしまった。
考えてみれば、3分ペンスをもらったあの日から、私はこれまでにないほど平穏な日々を送ることができている。


毎晩チャムチ入りキムチチャーハンを食べて、寝る。
睡眠を十分にとること。
健康的な生活を送る第一条件だ。
ペンスのいびきが聞こえないと眠れなくなってしまったことだけが問題かもしれないけれど。



ペンスが家にいると、ちょっと嫌なことがあっても「まあ家に帰ればペンスがいるしな」ってなるし仕事でむかつく人に会っても「そんな口きいていいのか?私は自宅でペンスとよろしくやってる身だぞ」ってなれる。
ストレス耐久力53万を求められる現代社会においてペンスと同棲することは有効。



何もしてくれなくていい。
ただ、そばにいてくれるだけで小確幸どころか大確幸だ。
存在自体がありがたい。
スマホゲームから目を離さないペンスの横に座って、彼のふかふかした背中を優しく撫でた。



「ペンス、ありがとう」
「早くご飯食べたい。つべこべ言わずく準備しろ」



「うるさいぞ」


私はよく動くペンスの唇(くちばし)を強制的に塞ぐことにした。


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追記

3分ペンス

韓国のコントシリーズ「3分彼氏」「3分彼女」を元にしています。
謎のおじいさんからもらえる「レンジで3分温めると希望通りの彼氏 / 彼女が出てくる」という夢のアイテム・・・。
これでペンスが出てくるものならば、欲しい・・・という妄想からこのショートストーリーが生まれました。


슈퍼콘

スーパーコーンという韓国のアイスです。

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これが高麗人参だという設定はこちらの動画から・・・日本語字幕は無いのですが、観るだけでわかります(笑)
4:35あたりからどうぞ。


ペンスが家にいると

去年、Twitterで流行ったこちらの構文を使っています。

「嫌なことがあっても家に帰れば〇〇があるしな」構文が大流行!好きなものやコレクションを投稿する人が続出 – にじめん


「ストレス耐久力53万」は、今のご時世、戦闘力よりもこちらの能力の方が必要だろうと思うので・・・。
53万という数値はドラゴンボールのセルの名台詞「私の戦闘力は53万です」から。





3分ペンスが現実にあったなら本当に欲しいです。





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