この日は8時半に、ゆっくり出発。
チョモランマも見納めです。
峠で絵を描いていたおじさんがいたけれど、絵は見せてくれなかった。
午前中はほとんどバス移動。
サキャの街が見えてきた。
チベット仏教サキャ派の総本山。
サキャとは「灰色の土地」という意味。
民家の壁の色はほとんど灰色。
昼食後、サキャ寺を見学。
サキャ派総本山のサキャ寺はもともと北寺と南寺のふたつのお寺を合わせた大寺院でしたが、文化大革命で北寺が破壊されてしまったため現在残っているのは南寺のみ。
南寺は歴史的に貴重な仏像、祖師像、壁画、法具、84000冊の教典などの一大宝庫。
巨大な釈迦牟尼像や歴代のサキャ・リンポチェの霊塔もあります。
灰色と、えんじと白の色合いがとても素敵でした。
寺院見学の後はフリータイム。
サキャの街をぶらぶら。
野良牛???
日曜日というせいもあってか、にぎやかな街は雰囲気だった。
日本人と見て「Hello」と声をかけてきてくれる子どもが多かった。
挨拶を返すとくすくす笑い合う子どもたち。
添乗員さんが買ってくれた焼きたての青麦パンはふかふかいいにおいでおいしかった。
お寺参拝時ほかで現地の人が持ち歩いていたお茶用ポットがとってもかわいくて。
外はプラスチックの魔法瓶。
日本でも昔はこういうの使ってたんだろうけど、今でもデッドストックのお店を探したらあるのかもしれないけど、このチープなかわいさがたまらん。
でも、家族用の大きな物はいらないんだなあ。
ひとり分用の小さい物を探したけど見つからず。
これだけが心残り。
とりあえず帰国後にインドやチベット、ネパール雑貨のお店ティラキタさんにリクエストメールを送っておいた。
サキャの民家。
屋根に積まれているのはヤクの糞。
乾燥すると燃料になるためこのように保管されていて、冬になったら使うそうだ。
いちど通ったシガツェへの道。
トイレ脇に小さな家。
道の駅みたいなものか。
おばちゃんと孫が番をしていた。
この日はシガツェ宿泊。
6日目に泊まった蔵隆大酒店。
夜にはみんなでお土産を買いにスーパーマーケットへ。
きくらげが人気だった。
店内はとっても今風(笑)
電気が煌々と光っていて、並んでいる商品もきれい。
ANNASUIもあった。
1階には化粧品がいっぱい。
ネイルコーナーなんかも。
都会はどこも変わらない風景になってきているんだなぁ。
ホテルではお湯が出てこなかったので早々に諦める。
明日の北京では出るだろう。
23時を過ぎても外で工事作業の音がしていた。
長いと思っていたチベットの旅も、もうすぐ終わり。