【2014.7.20】武者修行、4日目。【パーリーナイト☆編】

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【つづき】

ゲルの作りを見てみよう。

ミニナーダム大会も終わり、18時~19時くらいになっていたかと思いますが、先日雨で中止した「ゲルを解体~再組み立てしてどんな作りになっているのかを見てみよう」をこの日に実施することに。

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(ゲルの写真 撮影:canさん)

ゲルって、フエルトと木の棒でできているのでめくっていくと現れるのはこんな簡単な構造。

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こちらのリンクは伊藤さんが日本国内でゲルを建てた時のようす。
ゲルの構造についてもおおまかな説明があります。

http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/3780.html

こちらは動画。

再組み立て中。
屋根になるフエルトをみんなで放り投げてのっけています。
フエルトで覆う前にも別の布をかぶせるのですが、その布は火事が起こらないように水に浸して固く絞ったものでした。
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(撮影:U1さん)

そうこうしている間に、20時を過ぎて夕陽もこんなに真っ赤に。
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(撮影:canさん)

21時を過ぎた頃には「いい加減晩ご飯にしてよー」といった感じでお母さんから声がかかりました(笑)

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ホルホグ(羊肉の蒸し焼き)です!
もうこの頃にはmyデジカメの充電が切れてしまっていたのでポラで撮ったものの、写りが悪くておいしくなさそうorz
だけど、うちはひそかにこういうのを楽しみにしていました!
特に臭みもなく、がっつりイケました。
食べるにあたっての礼儀作法はただ一つ、「骨に付いた肉まで残すことなくナイフで削ぎとり、きれいに食べること」である!
これはみんなに人気で「もうひと塊イケるなぁー」とボールを覗きに行ったら、既に空になった後でした。
この後、自家製ウォッカやアルヒ(乳酒:蒸留酒)もいただき、ほろ酔いに。

満天の星空の下・・・カラオケ、Danceパーリー☆で夜は更けて。

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(撮影:akkさん)

昼間にあれだけ晴れたので、武者たちは「今夜こそ満天の星空を満喫するぜ!」と意気揚々。
ほんとに、星がいっこいっこ大きくて、星に詳しいメンバーさんも「こんなにはっきりと天の川が流れているのが見えるなんて」と言っていたくらい綺麗な星空でした。

と、同時にこの日はキャンプでの宿泊最終日。
なんと、遊牧民メンズたちが「最後の夜をみんなで楽しもう」とカラオケ&ダンスパーリーを企画してくれていたのです。

たしかに、数日前には食堂にステージっぽいものが運び込まれて、前日の夜にはキャンプの奥の方の建物がギラギラ光って中で人が動いてるし何かしてるんだろうなあとは思っていました。
それもみんな今夜のためだったのね。

というわけで、まずはカラオケ大会開幕。

あんまり歌わなそうなイメージだった人が先陣をきって歌っていたり、通訳のニンジンさん&ザヤさんがいちばんノリノリで面白かったり。
ザヤさんが踊ってくれたダンス、江南スタイルみたいだったのだけど違うかな?

最後は全員で『北国の春』を歌いました(目標達成)♪

この時点で0時くらいになっていたのでは?!と記憶しているのですが、翌日は昼過ぎにはウランバートル市へ向けて出発。
朝もいつもより早いので、ダンスパーリーは希望者だけでどうぞということに。
最初だけ顔を出して、後はようすを見て星空観測にまわろうかな~というつもりで「ディスコ」へ移動。
キャンプ地にディスコを作ってしまおうというバギーさんの発想が素敵です。
若い人たちの間ではかなり流行っているそうです、ディスコ。

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(撮影:akkさん)

ディスコです。

ミラーボールがぐるんぐるん回っていました。
うちな、行けるのはライブハウスくらいでクラブとか、ましてやディスコなんて行ったことなかってん。
もう、正直「これが・・・ディスコというものか」くらいの気持ちでおりました。

しかし、ここで旅行前におとんから言われた言葉を思い出しました。

旅行ガイドブックに載っている景色や食事を確認するだけの旅になるのか、一生忘れることの出来ない素晴らしい思い出を持ち帰る旅になるのかはお前の心がけ次第です。
「旅の恥はかき捨て」と言うではありませんか。
~中略(おとんもそろそろ話の長いお年頃です)~
きっとモンゴル人達のあたたかい心に触れるきっかけになるはずです。

この冬、久々に受講したコンテンポラリーダンスワークショップでもケンタロウ師に「スイッチの切り替えができるようになった」と言われたこの身。

スキンシップもどんとこーい。
腰も使おうやないか。

一旦ネジを外してみたらどんどん楽しくなってきちゃって気づいたらディスコに残っている日本人女子はひとりになってしまってました。
みんな、いつの間に・・・。
ニンジンさんやキッチンスタッフの美人さんたちは残っててくれたのでε-(´∀`*)ホッ

後からディスコを外から覗きに来たIさんによると「ミラーボールがギラギラ回っている中でみんな踊っててとにかくすごい空間だった」そうで。
そらな、窓全開でいたってあっけらかん(何kmか離れたあっちのキャンプにも音が流れていたと思う)、健康的な雰囲気の中で成人男女が円になってWe are the worldや。
ジェンカも始まるんや。
チークダンスもあれば、なぜか終盤はメンズに後ろからがっちりホールドされて踊っていたりと、ターンも多いしわけ分からんくなりながらもあの時間をめっちゃ楽しめたというのは、多少なりともダンスを通じて人のからだに触れ合うことについて向き合ってきた時間があったからかも?って思っています。

ダンスって「踊れてる」とかそんなのは関係なくって、音に(その場の空気に)身を任せて動いてるその人自身がいいね!て思います。
「一緒に踊ろうよ~」と無理くりフロアに連れ出した少年たちがぴょこぴょこしてるのを見て、抱きしめたくなるくらい可愛く思えてきたり。
ほんとは踊るの好きじゃない(苦手?)なんだろうけど、そっぽ向きながら揺らす身体がふと愛おしく思えてきたり。
もちろん、ウランバートルで相当ディスコ行っとるんやろなあっていう感じに慣れている人は単純に見てて楽しい。

お父さん・・・娘はモンゴル人達のあたたかい身体に触れてきました\(^ω^)/

男子は相撲でがっぷりスキンシップが取れてたけど女子はなかったもんね。
え、そういうのは求めませんか?!

でも、あの肉厚さは惚れるで?

パーリーは夜中の2時でお開き。

スーツケースの1/3を占めていた星空観測用寝袋&銀色シートは未使用のまま・・・。

他のメンバーさんはゲルで寝る人あり、寒さの限界がくるまで寝袋使用で外に寝る人あり、だったもよう。
お開き後のちいさな出来事については冊子の方に書こうと思います。
今夜はこれまで。



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