【2014.7.20】武者修行、4日目。【青空編】

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今日も雨・・・。

朝、起きて「今日も雨かなぁ・・・?」
この日もどんよりとした空もよう。
朝ご飯を食べている間に天気も変わるかと期待しましたが、雨が降るか?降らないか?といった曇天。
この日の予定では「羊をさばく」という行事も組み込まれていました。
しかし、これもバギーさんの「連日の雨で羊も疲れている。そういう羊の肉はおいしくない」というご意見で予定変更。
(午後になって快晴になったので再度聞いてみるも、羊をさばくのは午前中という決まりがあるとのことでやはり中止に)
残念なり。

朝食中、テーブルを見回せばメンバーの中には顔が赤くなっている人もいて、日は出ていなくとも紫外線はちゃんと降り注いでいるのだなと確認。
日焼け対策は抜かりなく行おうと心を新たにする。

朝食後はモンゴルの乾燥チーズ・アーロール作り体験。
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(撮影:akkさん)
これを天日干しするとカリカリのチーズのできあがり。
生の状態だとちょっと酒粕っぽい味がしました。
作りながらつまみ食い。


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こちらもバギーさんのキャンプで飼われている犬。
ハるつク。
発音が難しい。
最初は「ハツ」だと思っていたけれど、ハるつク。
カタカナ表記にするもちょっとあやしげ。
人懐こい奴で、撫でてもらうとすぐにおなかを見せてごろごろしていた。
でも、モンゴルの番犬といえばこういうルックスの犬というイメージがあったのですぐに好きになりました。

ごんごんと雲が流れていく。

アーロール作りの後は馬に乗って湖を見にお出かけ。
お天気が不安だったので、念のためカッパ着用。
ここ数日のようにスーフェに手綱を引かれてぽくぽくと。
途中でやっぱりパラパラと降ってきた。

スーフェからぽつりぽつり山とか仔牛などの単語を教えてもらいながら、歩いていくうちにも風が出てきてカッパの裾がバサバサ。
バサバサするたびに馬がびっくりしないように、素早く足と鞍の間に裾をねじ込むという作業もしながら。
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遊牧民メンズは馬に乗りながら電話してましたね。
歩きスマホならぬ乗馬スマホ。

ふっと、山の方が明るくなっている。

「あ、晴れてきたね」

ごんごんと雲が流れていく―。

椎名誠風に言うなれば、まさにこの言葉。
ごんごんと雲が流れる、そのあとには、青い空が現れて。
待ちに待った青空に、やっと出会えた瞬間。

「モンゴルに来たんだなあ!」

もう3日間、草原で過ごしているのに、こう思ってしまったくらい自分の中にあったモンゴルのイメージは「青空の国」だったことに改めて気づき、なんとも身勝手さを感じつつも心の底から、流れゆく雲とやっと顔を出してくれた青空に向かって「サイエンバイノー、モンゴル!」と呼びかけたのでした。心の中で。

晴れてきたら気分もアガるもの。
途中、休憩をはさみながらもどんどんと馬を進めていきます。
車のタイヤ跡はぬかるんでいるのでゆっくりと。
ちょっと固い草が生えているところも慎重に。
でも、この日もありました。

馬、脱走。

この日は歩いているうちに鞍を固定している紐が緩んでしまって、乗っている人が鞍ごと落ちてしまったみたい。
歩いていると馬もおなかが空いてきて、こういうこともあるようです。
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取り残された鞍。
(撮影:U1さん)

ツアーメンバーだけでなく、遊牧民の少年も落馬をする場面がありました。
「アッ!」
という短い叫び声が聞こえてきたから振り返ると、地面でうずくまる少年。
大きな轍につまづいたのかも。
痛む右手を掴まれ、ぶんっと振られるという文字通りの応急処置の後、「えへへ、落ちちゃったぜ~」という感じで笑いながら馬を進めている姿を見てさすがやなぁと感心してしまいました。

片道2時間弱。
湖が見えてきた!
見えた!
折り返すぞ!

早っ!

馬から降りて湖の水をちゃぷちゃぷしてみましょう、なんてこともなく帰路に着きますが正直もう相当にトイレに行きたかった!
遊牧民メンズは途中休憩の時なんかにさっさとむこう向いてじょろじょろしだすからいいのですよ。
さすがにスーフェも気を使ってくれてか(行ってくるか?)てジェスチャーをしてくれたのでここで青空トイレデビューとなったわけですが・・・

360度オープンなこの空間、どこまで行ったらいいんだろう(・・?

ちょっと離れたところでうずくまってもきっと視力のいい遊牧民メンズには見えちゃってるよなぁ~。
なんて心配してたら、それとなくむこうを向いてくれたので意を決して背の高い草のところでお尻を下ろしたら草の先端が刺さって腰が浮きました。

無事トイレを済ませて、帰り道。

スーフェが手綱を引いてくれて一緒に駈歩してくれました(∩´∀`)∩ワーイ
モンゴルっ子たちに比べたら草原に吹くそよ風くらいでしかなかったと思うけれど、馬で野を駆けるって気持ちいい!
もっと自分で走れるようになりたい!

文句なしの快晴、ミニナーダム大会観戦。

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お昼ご飯を食べて、キャンプまで出張してくれたフエルト屋さんでお土産品を物色したらぼちぼちミニナーダム開催の時間だ、ということで再び外へ。

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のんびりと準備が進められている中、青空が嬉しくてずーっと上を向いていた気がします。
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(撮影:Tさん)

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近頃の草原ではバイクも活躍中。
二人乗りしてるようすを見るととても牧歌的な気分に。

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民族衣装はやっぱり素敵。

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こんなちっちゃい子だって馬に乗るのよ。

ナーダムは国家記念日である7月11日・12日を中心に開催される年にいちどのお祭りです。
人々は相撲・競馬・弓矢の競技に熱狂します。
この日はそのお祭りのミニバージョンを見せてくれました。

いちばん最初は競馬。
騎手は子どもたち。
モンゴルの子どもたちは「馬上で育つ」って言われているそうです。
子どもだから馬の負担も少なく走れる、ということでものすごいスピードレースでした。

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見事、勝利した馬にはメダルがかけられます。
この後、馬を称える歌が歌われていました。

次は相撲。
大人も子どももがっぷり四つに組んで!
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(撮影:canさん)
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トーナメント戦であちこちで試合が繰り広げられました。
なんと、武者修行ツアー参加者O田さんが3位入賞
たいしたもんです!
ばんざーい。

最後は弓矢。
みんなで順番に飛ばして、いちばん遠くまで飛ばした人が勝ち。

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(撮影:akkさん)
写真ではかっこいい感じに見えるけど、あんまり飛びませんでした(;´д`)


【つづく】